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ウェブサイト運用ってブログを更新すること?

集客のためのウェブサイト運用はされていますか?
あなたの会社・店舗ではサイトからの集客を増やすために、どんな運用をされているでしょうか? 「うちは週に1回、日々の出来事やスタッフの紹介、新しいサービスについて等、定期的に記事を書いて更新しているよ」
おそらくブログの更新をすることでSEOの効果が得られると思っているかもしれません。
ブログはもちろん書いた方が良いのですが…。
残念ながらブログを毎週書いただけでは集客はできません!ではどうしたらいいの!
ということで実は 先日、中小企業・店舗のウェブサイト運用の成果実績を多数お持ちの(株)マーケティング・エッセンシャルズの代表、栃本さんのプロ講義を受けてきましたので今回、役立つ内容をお伝えできたらと思います。
成果を出すために本当のプロが行うウェブサイト運用とは?
あなたの会社やお店のサイトは、ウェブのデザイン会社や広告会社のプロに制作してもらったものと思われますので、事業のコンセプト、商品・サービス案内、会社概要、代表、スタッフの紹介、アクセス情報などもあり、見た目のデザインもきっと綺麗なサイトだと思われます。
ほとんどのサイトが作っただけでは集客に結びつかない理由

大概の企業サイトではページ数が少なすぎてアクセスを集めるのに全く不十分であることがほとんどです。
まずはLPをたくさん作っていく。ページを増やしていくこと。でもブログではダメです。ブログは信頼度などの評価は高まりますので、あっていいんですが、売上に結びつく「今すぐ客」を連れて来れないんです。

では、どんなページを増やしていけば良いのですか?

ユーザーが知りたい疑問に答えてくれるページ。もっと詳細には「見込み客が検索によって期待する・ベストマッチした回答のページ」です!
そして大事なのは1つの項目の質問に対して1ページを用意すること。まとめて色々答えてはダメなのです。

なるほどですね。質の良い固定ページを増やせばお客さんが共感してくれやすいということですね。
見込み客は4種類。それぞれに合った運用を
【見込み客の4種類と運用施策例】
お悩み客→<ブログ> | 今すぐ客→<LP> |
まだまだ客→<認知広告・SNS> | そのうち客→<ブログ> |

運用の初期段階では表の右上の「今すぐ客」を集客できるLPを増やします。
ワードプレスでいう所の固定ページをどんどん作っていきます。
その他の見込み客に対してはブログやSNS、または認知広告も検討します。

客の種類によってブログの方が良かったり、潜在客にはMetaやYouTubeなどの認知広告を行うという施策の使い分けも必要ですね。

LP固定ページの増産が基本にはなるものの、その前に、必ずウェブサイトを運用して達成したい目標を設定すること!
目標が決まったら、達成するための運用計画を立てます。
運用年数としては1〜2年は見越すのですが、短期でも小さな成果を早く出せるように戦略を練ります。

他にはどんなことが大事ですか?

LP固定ページ以外に、事例ページが必ず必要です。これに関してはクライアント側でやって頂きます。
計画が決まったら、クライアントとの定例ミーティングを入れながら作業を進めていきます。

目標から逆算した戦略的な運用ということですね!
ウェブサイト運用プロの3つのスキル
- SEOマーケティング
- ウェブ解析・KPI管理
- WordPress編集スキル

栃本さんによると、マーケティングの知識とGoogle Search Consoleやアナリティクスで絶えず分析、ページの順位計測をしてページを改善していくスキル。
そしてページをなるべく最短で制作できる様にWordPressのブロックエディタを活用することも成果を出すためにマストだよ。とおっしゃっていました。
まとめと感想
成果が出るウェブサイト運用とは、キーワードを多用したり、ブログを毎週更新するといったものでは決してありませんでした。クライアントの業界・事業知識はもちろんですが、何よりもユーザーのニーズ、ユーザー理解を徹底的に行うことが最重要と感じました。
そして目標を決めて、そこから逆算した長中期フェーズから短期フェーズでのタスクを実行していく。その際にはクライアントとの定例ミーティング、データ分析においてPDCAを回していく「木を見て森を見ず」という”ことわざ”からも、絶えず俯瞰で捉える思考を持っていることがプロの運用心得であると分かりました。